磁気ループ(ヒアリングループ)システムとは
補聴器を用いて聴き取りできる、難聴者、お年よりで耳が遠くなった方には広い会場での会議や講演会、音楽会などざわざわした場所では音声を正確に聞き取ることは困難です。
こんな場所で威力を発揮するのが「磁気誘導無線装置(磁気ループシステム)」です。
一般の補聴器には「T」または「MT」の切り替えスイッチがあり磁気ループの音声をイヤホンで直接、聞くことができます。
また補聴器をまだ利用していないお年よりには磁気ループ専用受信機を貸し出して利用してもらう施設も増えています。
これからの高齢社会に向け、各自治体でも福祉の「やさしい町づくり条例」などで設置が義務づけされつつあります。
会議室、食堂、多目的ホール、劇場やスポーツ施設などにバリアフリー設備として好評を得ています。
システム概要
一般的には床下にループアンテナを埋設、配管し音響信号を磁気ループ専用アンプを通して誘導磁波を発生させます。これを、補聴器、或いは専用受信機で増幅しイヤホンでその音だけを直接、聴くことができます。
既設の建物などで埋設配管が出来ない場合には、天井内、あるいは床上にフラットケーブルなど特殊工法ができます。
アンプ機種 | ATM-100 | AC-100V | 定格100W |
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ATM-100A | AC-100V | 定格120W | |
ATM-100S | AC-100V | 定格120W | |
磁気ループ専用受信機 | AST-01 | 単三電池 イヤホン付 |
※磁気ループシステムは建築物、埋設ルートなどにより出力が異なってきます。
ご計画の際は、図面を元にご相談下さい。
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